Linuxの環境変数をPythonから参照する方法

スポンサーリンク
Python
スポンサーリンク

Linuxで環境変数を追加して、Pythonのプログラムから参照する方法を説明します。

スポンサーリンク

環境

  • OS:Linux mint 17.2
  • Python:Python 3.4.3

環境変数の追加・確認・削除

Linuxで環境変数を追加するにはexportコマンドを使用します。書式は以下のとおりです。

$ export [オプション] [変数名(=値)]

ただし、このコマンドで追加した環境変数はログアウトすると消えてしまうので、一度ログアウトした後も使いたい場合には「.bash_profile」に環境変数を追加するコマンドを追加する必要があります。なお、「.bash_profile」に追加した環境変数は、一度ログアウトして再度ログインした時に有効になります(「.bash_profile」が読み込まれるのがログイン時のため)。

環境変数の追加

環境変数を追加するには追加したい環境変数を一度シェル変数にセットしてからexportします。

$ URL="https://k99-tech.com/blog/"
$ export URL

以下の様に一行で書くことも出来るみたいです。

$ export URL="https://k99-tech.com/blog/"

環境変数の確認

設定されている環境変数の一覧を確認したい場合は「p」オプションを使います。

$ export -p
declare -x URL="https://k99-tech.com/blog/"

環境変数の削除

環境変数を削除したい場合は、「-n」オプションを使います。

$ export -n URL

Pythonから環境変数を参照する

import os

# 環境変数を読み込む
url = os.environ["URL"]
print(url)    # https://k99-tech.com/blog/

ちなみに、Pythonから環境変数を書き換えることも可能です。

# 環境変数を書き換える
os.environ["URL"] = "https://k99-tech.com/blog/archives/909"
url = os.environ["URL"]url = os.environ["URL"]
print(url)    # https://k99-tech.com/blog/archives/909

コメント