ここの所、自宅で使用しているPCの調子が悪く、しばらく離れていると完全にフリーズしてしまっていて、強制終了を余儀なくされる場合が有ります。使っているPCの構成はこんな感じです。
PCの構成
* DELL Latitude E5520
* CPU Intel Core i5 2410M 2.3GHz
* ストレージ SSD(HDDから換装)
* メモリ 8GB (4GB×2に換装)
* OS Linux mint 17.2 MATE
リース落ちになったパソコンを格安で譲ってもらったものなので、物自体も7年落ちくらいの年代ものです。
原因を調べるため、とりあえずCPUの温度なんかを見たいと思います。LinuxでCOPU温度やファンの回転数などの情報を見るには”lm_sensor”というツールを使うのが一般的のようです。早速インストールしてみましょう。
Linux mintに”lm_sensor”をインストールする
$ sudo apt-get install lm-sensors
標準でインストールされてるようです。
lm_sensorの使い方
CPUの温度を見たい場合、”sensors”コマンドを使います。早速実行して見ます。
$ sensors acpitz-virtual-0 Adapter: Virtual device temp1: +25.0°C (crit = +107.0°C) coretemp-isa-0000 Adapter: ISA adapter Physical id 0: +49.0°C (high = +86.0°C, crit = +100.0°C) Core 0: +48.0°C (high = +86.0°C, crit = +100.0°C) Core 1: +46.0°C (high = +86.0°C, crit = +100.0°C)
ファンの回転数などが表示されていないので、以下の手順を試します。
- /etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX=の値を書き換える
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_enforce_resources=lax"
- update-grubする
$ sudo update-grub
- 再起動
かわらず・・・。
色々調べてみると、使っているPC(マザーボード?)によってはセンサーが対応していない場合があるようです。
GUIで表示する
CPU温度などをGUIで確認したい場合、”psensor”というツールを使います。インストールします。
$ sudo apt-get install psensor
コマンドラインから
$ psensor
コマンドを実行するか、メニューなどからpsensorを探して実行します。
すると、こんな感じでGUIでCPU温度を確認することが出来ます。
まとめ
- Linuxでは、CPU温度やファンの回転数などを確認したい場合、lm-sensorを使う
- ファン回転数は使っているPC(マザーボード)によっては取得できない場合がある
- GUIで確認したい場合はpsensorを使う
コメント