前回の記事で、Bitnami Redmine 3.3.3以降であれば、『Redmine Issues Tree』プラグインをインストールすることが出来るかもしれないと書いたので今回はその検証記事です。
2017/7/12時点でBitnami Redmineの最新バージョンは3.4.1となりますので今回はこのバージョンを使って確認していきます。
環境の用意
Bitnami Redmine Stackを使用してCentOS7上にRedmine+Subversionの環境を構築すると同様の手順で、VM上にRedmine3.4.1の環境を構築します。出来上がる環境は以下のとおりです。
対象 | バージョン |
---|---|
OS | Cent OS7.1 |
Redmine | 3.4.1 stable |
Ruby | 2.3.4-p301 (2017-03-30) |
Ruby on Rails | 4.2.8 |
プラグインのインストール
- プラグインのダウンロード
以下のコマンドを実行します。ここで、自分のRedmineのバージョンに会ったブランチを指定しなければならなかったようです。前回は指定していなかったので、そのあたりの検証は改めて行います。
また、今回の環境はRedmine3.4.1ですが、3.4.x用のブランチはまだ作成されていないので、3.3.x用のブランチで試してみます。$ cd /opt/bitnami/apps/redmine/htdocs/plugins/ $ sudo git clone -b 3.3.x https://github.com/Loriowar/redmine_issues_tree.git
- gemのインストール
前回の手順はここも微妙に間違ってました。bundle installする際に”–no-deployment”オプションをつけてください。
$ sudo /opt/bitnami/use_redmine bash-4.2# bundle install --no-deployment
特に問題なくインストールがgemのインストールが完了しました。
-
DBのマイグレーション
bash-4.2# RAILS_ENV=production bundle exec rake redmine:plugins:migrate bash-4.2# exit
- Redmineの再起動
$ sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart
結果の確認
・・・
やはり、Redmine3.4.1上で3.3.x用ブランチでは動かないみたいですね・・・。なんとか、一つ前のRedmine 3.3.3-1用のインストーラを入手してもう一度検証してみたいと思います。
追記
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コメント
とても分かりやすい解説なので参考にさせていただいております。
私はWindows上のBitnami版Redmineの3.4.3.stableを所属部署内でローカル運用しています。
Redmine Issues Pluginsが今年の1/8頃に3.4.x対応となったようですが、この記事の継続アプローチ的にお試ししてもらえますと嬉しいです。
コメントありがとうございます。とても励みになります。今ちょっと手が離せない状況が続いているのですが、確約はできませんが近いうちに試してみたいと思います。