前回の記事で、Bitnami Redmine 3.4.1に『Redmine Issues Tree』プラグインのインストールを試みましたが、プラグイン側がRedmineの3.4.1に対応していないため動きませんでした。そこで、昔試しにインストールした時に使ったBitnami Redmine 3.3.3のインストーラを発掘してきたのでこっちのバージョンで検証してみます。
環境の用意
Bitnami Redmine Stackを使用してCentOS7上にRedmine+Subversionの環境を構築すると同様の手順で、VM上にRedmine3.3.3の環境を構築します。出来上がる環境は以下のとおりです。
対象 | バージョン |
---|---|
OS | Cent OS7.1 |
Redmine | 3.3.3 stable |
Ruby | 2.3.4-p301 (2017-03-30) |
Ruby on Rails | 4.2.7.1 |
プラグインのインストール
- プラグインのダウンロード
以下のコマンドを実行します。インストール先のRedmineに対応したブランチからダウンロードしてください。
$ cd /opt/bitnami/apps/redmine/htdocs/plugins/ $ sudo git clone -b 3.3.x https://github.com/Loriowar/redmine_issues_tree.git
- gemのインストール
$ sudo /opt/bitnami/use_redmine bash-4.2# bundle install --no-deployment
特に問題なくインストールがgemのインストールが完了しました。
-
DBのマイグレーション
bash-4.2# RAILS_ENV=production bundle exec rake redmine:plugins:migrate bash-4.2# exit
- Redmineの再起動
$ sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart
結果の確認
結論からいうと無事に動作しました。
こんな親子関係のチケットがあった場合、
親チケット1
│ ├ 子チケット1-1
│ │ ├ 孫チケット1-1-1
│ │ └ 孫チケット1-1-2
│ └ 子チケット1-2
│ └ 孫チケット1-2-1
│
親チケット2
└ 子チケット2-1
└ 孫チケット2-1-1
通常のチケット一覧表示では以下の様に表示されますが、
右上にある「ツリー表示」をクリックすると下の様に表示が切り替わります。
親子関係が非常にわかりやすくてVery Goodだと思います。
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