知人からこんなのあるよと紹介されたIoT関係のサービスが意外とよさげだったので紹介します。
Cayenneってなに?
Cayenne(カイエン)は、一言でいうとセンサで計測してサーバに上げられた値をグラフに表示したり、サーバーからアクチュエータを駆動したりといったことを簡単に実現出来るIoTのプラットフォームです。
サインアップ
2018年1月14日現在、無料で使えるようですので、公式にアクセスして早速サインアップしていきます。
Cayenneのセットアップ
手順に従って進めていきます。
Step1.
私はRaspberry Piを持っているので今回はRaspberry Piを選択。Arduinoも持っていますがまた別の機会に。ちなみに、Raspberry PiのOSはRaspbianのJessie以降(Jessie,Stretch…)である必要があります。私はWheezyで試して半日ハマりました。
Step2.
Raspberry PiのOSはセットアップ済みなのでここは飛ばします。
Step3.
ここではOPTION 2:の方法で進めます。
SSHでRaspberry Piにログインして以下のコマンドを実行します。
pi@raspberrypi $ wget https://cayenne.mydevices.com/dl/rpi_xxxxxxxxxx.sh pi@raspberrypi $ sudo bash rpi_xxxxxxxxxx.sh -v
※’xxxxxxxxxx’の部分はユーザー毎に違う値になるっぽい(?)ので一応伏せておきます。
特に問題無く終了しました。ブラウザ側を見るとこんな表示になっています。
しばらく待っていると画面がダッシュボードに切り替わります。
少し待つと、ラズベリーパイのデータがCayenneにアップロードされ、ダッシュボードがリアルタイムに更新されます。
いまは、ラズベリーパイのCPU使用率などしか表示されていませんが、センサーで取得した値をグラフで表示したり、
時間やセンサーの値を条件にしてアクチュエータの駆動をすることも出来るようです。
これが無料で使えるってすごいと思います。
今度はArduinoでのセットアップや実際にセンサーの値をCayenneにあげてみたいと思います。しばらくはCayenneで遊べそうです。
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